私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を観る

広島旅はまだ終わらない。
ということで、広島旅延長戦とばかりに、現在絶賛公開中の映画、
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を観に行ってきましたー。
いや、何でまた、旅の翌日なんてハードな日にわざわざ観に行ったかと言いますと…、
監督の片渕須直さんとテルちゃん役の花澤香菜さんのトークショーがあるということで、
主に花澤さん目当てにホイホイされました。(w
country92.hatenablog.jp
とはいえ、半年前に前作を観た時にも書きましたが、
この「さらにいくつもの」自体も作品としてずっと観てみたいとは思っていたので、
何も不純な動機だけではないのですよ!?


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とりあえず、トークショーは上演後なので、まずは映画観賞から。
前にも書きましたが、この作品はあまり他からの情報は入れずに純粋に観てもらいたいので、
あまり多くは語らないでおこうと思いますが、やっぱり素晴らしい作品でした。
前作が尺の関係で、複線が回収できなかったり、不十分だったりして、
ところどころ消化不良感もあったんですが、今回、そんな消化不良をしっかりと解消してくれる
新しいエピソードも多数収録してくれて、すごいすっきりしました。
前作観て、満足しちゃってる人も、正直まったくの別物として楽しめると思いますので、
ぜひ観ていただきたい。
また、前作を観ていない人にとっても、個人的にはいきなり今作から観るのではなく、
前作を見た上で、違いを楽しんでもらう方が、より作品を楽しめるんじゃないかな、と思います。


そして、まさについ数日前に呉を観光した私にとって、劇中での呉のシーンは、
他人事ではない気がして、より心に迫るものがありました。
あれだけの被害のあった街が、すずさんたちのような人々の手によって、
今こうして、見事な復興を遂げています。
そんな今の呉の街も、ぜひ多くの人に、直接行って見てもらいたい、なんて思いました。
そして私も、この作品を観て、改めて呉に行ってみたくなりました。