私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

華やかで闇深い声優業界

先日の「世界一受けたい授業」で、梶裕貴さんが声優について講義するコーナーがありましたが、
そのちょっと前に、後述する声優の厳しさを書いた記事が話題になってましたね。
興味ある人は、最後にリンクを貼り付けておくので、読んでみてもらえればと思いますが、
今の声優業界は、私のようなゆるい声オタが想像するより、遥かに厳しい業界になっているようです。


私もその昔、それこそ声優さんがパーソナリティを務めるアニラジを聴きまくっていた中高時代、
まさにその華やかな世界に憧れて、声優さんっていいなーくらいには思ったことはあります。
まぁ、国語の教科書すら、まともに音読できない時点で、一瞬で諦めましたけど。(w
その後、声優さんがダメなら、まちりんと共にラジオ番組を持っていた内藤寛のように、
声優さんとラジオするために、ゲームプログラマになってやる!とか思った時期もありましたが、
あまりに動機が不純すぎて、あっという間に諦めました。(w
…話が若干ズレましたが、あの当時ですら、声優という職業はかなり狭き門ではあったとは思います。
が、あれから20年以上が経過した現在、針の穴ほどの狭き門になっているようです。


例えば、私がいるIT業界を考えてみましょう。
確かに、ある程度センスみたいなものが問われる場面もありますが、
そのセンスも経験で養えますし、基本的にはIT知識や言語知識を勉強して身につけさえすれば、
逆に言えば、誰にでも活躍できる業界ではないかと思います。
実際、同期にも会社入るまでパソコンもろくに触ってこなかった文系出身者もたくさんいましたしね。
そして、何より、会社によって大小はありますが、基本的には新人であっても、
生活が困らない程度にはお給料をもらえる業界と言えるでしょう。


一方、問題の声優業界はどうでしょう。
もはや、良い声してる、演技が上手い、というだけでは声優にはなれない時代。
つまり、スキルに比例せず、努力が報われない業界。
そして、何より、売れっ子声優ですら、お給料は一般サラリーマン程度。
売れてない新人声優など、まともに暮らせないほどのお給料しかもらえないでしょう。
これはあまりにもツライ…。


一見、すごく華やかな業界に見える反面、こういう記事を見ると、
とんでもない闇を抱える業界であるとも言えますね…。
まぁ、私が今更声優を目指すというようなことは、120%ないとは言え、
声オタな父を持つ、我が娘たちが、いつ「声優になりたい!」と言い出すかわかりません。
正直、娘の夢を頭ごなしに否定したくはないですが、軽々しく言ってきた場合には、
本気度を量る意味でも、後述する記事は読ませたいと思っています。
間違っても、声優に会いたいがためにゲームプログラマを目指そうとした父のような不純な動機で、
声優を目指さないように…。(w

大塚明夫の声優論(全6回)

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②底辺声優の所感

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