私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

かぐや姫の物語

今は昔、竹取の翁といふ者有りけり。
野山にまじりて、竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
名をば讃岐造となむ言ひける。

昔、学校の授業で覚えさせられた「竹取物語」の冒頭の一節。
まさにこの一節からスタートする「かぐや姫の物語」が先日テレビ放映してたので、
録画して、ようやく見終わりました。
最初、予告版とかが出てた頃は、絵のタッチがあまりに今までのジブリとの
ギャップがあり、何だこれ!?みたいな印象がありましたが、
見終わった感想から先に言っちゃうと、面白かったの一言。
まぁ、個人的にこういう日本の古き良き物語ってのが好きってのはあるけど、
それを差し引いても、普通に最後まで楽しめましたね。
見る前は気になっていた作画も作品にすごい合ってて、まったく気にならず。
声は相変わらずプロの声優は使ってないようでしたが、
某「風立ちぬ」のようなミスキャストもなく、違和感なく見れました。
ちなみに、「女童」がいい味出してたことは間違いないんだけど、
しいて言うなら、コイツはイメージ的に小桜エツ子だろ、とは思った。(w


ところで、「竹取物語」ってちゃんとしたストーリーを知らなかったりするんですが、
コレって本家の「竹取物語」に沿ったストーリーになってるのかな?
だとしたら、なかなかに衝撃的な話ですね。
まぁ、あまりネタバレは書きませんが、なかなかに衝撃的なラストでございました。
ハッピーエンド好きではありますが、これはこれでアリかな、とは思いました。
しかし、こういうの見せられちゃうと、他の古典作品もアニメにして欲しいなぁと、
ちょっと期待してみる今日この頃です。