前回の記事から、だいぶ期間が空いてしまいましたが、思い立ったが吉日。
今日も、伝説のオタクサークル「TV文化研究会」について、深く掘り下げていきましょう。
今回は、「班活動」について書いてみようかと思います。
簡単に説明すると、サークル全体で行う活動とは別に、特定のジャンルや活動にスポットを当てて、
それらが好きなサークル員たちが集まって、特定の活動を行う小集団のことで、
基本的には結成も自由で、みんな割と好き勝手にやってました。（ｗ
故に、毎週のようにちゃんと活動している真面目な班もあれば、どんな活動してるのかもわからない
謎の班も多数あったりなかったり。
正直、私が現役だった時代でさえ、全ての班を把握できてはいませんでしたが、
記憶に残る範囲で、実在したいくつかの班を紹介していきましょう。
アニメ鑑賞班
まぁ、その名の通り、誰かの家に行って、何かのアニメをみんなで見よう的な班です。（ｗ
毎回担当者を決めて、持ち回りでオススメのアニメを、みんなの前で披露します。
好きなアニメを布教できるチャンスとも言えますが、一方で自分の趣味を晒すことにもなるわけで、
担当の回の作品チョイスには細心の注意が必要です。
ちなみに、私も所属していましたが、当時なにをチョイスしたのか、正直全然覚えてない…。
それはもしかすると、無意識に記憶から抹消したかった何かがあったのかもしれない。（ｗ
声優イベント班
これもまぁ、その名の通り、近県で実施している声優イベントにみんなで行く、という班です。（ｗ
班と言っても、一人長老みたいな人がいて、主にその人が開催イベントを把握していて、
近くなると参加を募ってくれて、当日も車で連れて行ってくれるという、ほぼワンマンな班でした。
私も所属していましたが、とにかく当時はお金がなかったので、遠征に連れて行ってくれることは、
非常に助かりましたし、おかげで色んな声優さんともお会いすることができました。
どんなイベントに行ってたのか、詳しく知りたい方は、「イベント戦歴」のリンクをご覧ください。
ゲーム班、TRPG班、電脳班など
まぁ、その名の通り、ゲームしたり、TRPGしたり、インターネットしたり。
私は所属してなかったので、詳しくは知りませんが、たぶん想像の通りだと思います。（ｗ
娯楽班
「娯楽を追求していく班」ということにはなってますが、実態は何かしらで遊んでるだけ。
私も何となく所属してましたが、私の時代は、半年に一度くらい、「金を使って遊ぼう会」なる
そのまんまな企画が催され、ビリヤード行ったり、ボウリング行ったり、回転寿司行ったり、
焼肉食べ放題行ったり…、今思うと、オタクサークルっぽくない活動してましたね。
まぁ、会の中でなされる会話は、ほぼ純度100%のオタクネタでしたけども。（ｗ
お誕生日襲撃班
変わり種班その1。
誕生日にターゲット宅に押し掛け、勝手に祝ってしまおうという、世にも恐ろしい班です。（ｗ
なお、班に参加してない人でも、ターゲットになりうるので、注意が必要。
プライバシーが存在しない大学時代だからこそ、許された班とも言えます。（存在はしてるだろｗ
変わり種班その2。
「大学時代の貧しい食生活を向上させ、さらに美食を追求する班」という肩書にはなってますが、
実際どんな活動をしていたのかは謎…。
私は所属してないので詳しくはわかりませんが、例えるなら、「ミスター味っ子」というよりは、
「OH!MYコンブ」に近かったんじゃないかと思ってます。（ひどいｗ
ギャルゲー班
変わり種班その3。
すいません、私が友人たち数人と悪ノリして、勝手に作った班です。（ｗ
たまに集まったときにギャルゲーについて熱く語り合うか、まだギャルゲーの魅力に気づいていない
サークル員にギャルゲーを布教する、程度の活動しかしてませんでしたが、
一度、班員にギャルゲーに対するアンケートを取ったことがあったんです。
で、そのアンケート結果が残っていて、最近読み返したんですが、それがなかなかに闇深い内容で…。
とても公開に耐えうる内容ではないので、これは墓場まで持っていこう、と心に誓ったのでした。（ｗ
今思うと、サークル員全員で一致団結して取り掛かる「TV研フェスティバル」とは違って、
好き勝手自由で個別に活動できた「班活動」があったおかげで、メリハリの効いた
良いバランスのサークルになっていた気はしますね。
たぶん、「TV研フェス」だけでは、お堅すぎてついていけない人がいただろうし、
「班活動」だけでは、ダラダラした締まりのないサークルになっていたことでしょう。
そう考えると、このシステムを考えた先人は、天才だと思います。（ｗ
