私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

終番を葬る!−超時空要塞マクロス−

マクロスシリーズはマクロス7しか、ろくに見たことがなかった私が、
今期TBSで再放送するということで、何気なく見始めた初代マクロス
それがどうよ、フタを開けてみたら…、コレが面白いっ!
気づけば並み居る新番を押しのけて、文句なしの今期No1でした。
というか、あまりに続きが気になりすぎて、次の週が待てず…、
ニコニコ動画で全部見ちゃいました。(w
…だって、このペースでやってたらマクロスFに間に合わないんだもん。
とまぁ、そんなわけで、こんな良作をいつもの3行斬りで終わらせるのは、
あまりにもったいないので、特設コーナーを設けてみました。
さぁー、余すところなくぶった斬っていこー!

音楽編

マクロスといえば、「歌」ですね。
OPED曲が神曲なのはいまさら言うまでもありませんが、
ミンメイが歌う劇中歌がこれまたスバラシイ出来!
こういうちょっと古めのコテコテアイドル曲って、最高!(w
でも、基本的にみんな1番しかないようなのが、非常に残念です。
また、歌以外にもBGMがこれまたスバラシイ。
マクロス7でも使われていた曲もあって、何かスゴイ懐かしかったデスね〜。
どうでもいいけど、エキセドルの「私の彼はパイロット」は反則。(w

声優編

姫ちゃんのリボンを彷彿とさせる主人公のショボっぷりは、むしろ心地よい。
飯島真理も当時新人だったと思われるため、アレですが…、許容範囲内。(w
その分、脇には今や大御所といわれる声優さん方がしっかりと固めてます。
亡くなった鈴置洋孝さんが出ている作品としても、貴重ですね。
どうでもいいけど、クローディアをのび太と呼ぶのはやめてあげて〜。(w

キャラ編

キャラクターも挙げ出したらキリがないほど、いいキャラ揃い!
ニコ動での、柿崎の愛され方とカイフンの嫌われ方は異常。(w
敵キャラもこれまたいい味出してて、基本的にギャグキャラです。
マクロス7世代の私としては、マックスとミリアが出会うところなんて、
歴史が繋がった思いで、ちょっとした感動を覚えましたよ。
そして、忘れちゃいけないヒロイン2人。
ミンメイ派か美沙派か、なんて言われますが、私は敢えて言おう。
シャミー派であるとっ!(w
てか、どう見てもこのアニメ、「ブリッジ3人娘」がヒロインでしょ?(違

メカ編

私はあまり戦闘機好きってわけではないですが、やっぱりカッコイイ。
ガウォーク形態を考えた人は天才としか言いようがない。
バトルシーンも「板野サーカス」というだけのことはあって、圧巻の一言。
この時代に、これだけのアニメがあったとは…。
そして、何と言っても27話のモンスター発進シーン。
事実上の最終回だけあって、気合いの入り方が恐ろしかったデス。
当時、まだ学生だった庵野秀明も参加してたというからホント驚きですよ。

ストーリー編

純粋に、引き込まれる面白さというのが印象。
ここまで次回が楽しみに感じたアニメも結構久しぶりかも?
メイン3人の恋愛模様ももちろんですが、何より敵が面白すぎ。
文化を知らない敵が、初めて文化に触れたときの反応たるや…、
で、で…、デカルチャー(w
全36話と、最近のアニメと比べると結構長いシリーズでしたが、
それをまったく感じさせない展開でしたね〜。
まぁ確かに、27話で終わっておけばよかったという話もありますが、
個人的には、28話以降もアレはアレでありだったかなぁと。(w

作画編

敢えて最後にしてみましたが、コレを触れないわけにはいかない…!
これまで星の数ほどアニメを見てきて、ヒドイ作画もかれこれ見ましたが、
これほどにヒドイ作画を見たことがあろうか、いやない。(反語
いや、別にイイ回はイイんですが、悪い回が悪すぎる。
てか、諸悪の根源はスタープロ。
EDテロップでこの名前が出たときは、軽く殺意を覚えます。(w
絵がヒドイのは可愛いモンで、パラパラマンガ級の紙芝居状態。
仕舞いには、前の回を再編して別の回を作ってしまう始末。
でも、コレがヒドすぎるが故に、怒りを通り越して面白く感じてしまうから不思議。(w
そもそも、ストーリーが面白いから、許せてしまうのがニクイ…。
この作画崩壊も含めてマクロスだとは思いますが、
いつの日か、絵だけ差し替えて作り直してくれないかな〜。

総評

この初代マクロスを見て、マクロスという作品のイメージが180度変わりました。
まさに、ゼントラーディが文化に触れたときのショックのように。(w
今まで、ガンダム派で通ってきた私ですが、
近年の平成ガンダムの駄作っぷりをみていると、
マクロスFの出来によっては、マクロス派に寝返ろうかしら〜。(w
…と、その前に映画版を見ないとマクロスは語れませんね!
では、次回は「愛・おぼえていますか」でお会いしましょう〜。