私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

風立ちぬ

先日放送してたのをようやく見終わったので、斬ってみる。
見る前から、雰囲気的には面白そうだったので、期待度は高かったですが、
実際見てみても、その期待を裏切らない作品でしたよ。
戦争を知らない世代としては、こういう話は当時を知る貴重な機会ですし、
いい勉強にもなったかな。
ヒロインも好感の持てる古き良きジブリらしさが出てて良かったし、
こういう切ないラブストーリーは大好物なので、最後まで楽しんで見れましたね。


…が、2点ほどどうにも気になることが。
1点目は、効果音。
これは映画公開時にやってた特番か何かで、効果音を人の声で再現してる
という話を見てしまったこともあるんだけど、
やっぱり、人の声っぽさが全面に出てて、無性に違和感を感じてしまいました。
正直、人の声で再現する利点がよくわからん…。


そして、2点目はいつもの如く、声優。
まぁもはや、本職の声優ではなく、俳優を使うのは今に始まったことではないので、
もう何も言いません。
実際、菜穂子役の瀧本美織は結構合ってはいたとは思う。
しかし、二郎役の庵野秀明だけは、どうしても解せん…。
案の定、棒すぎて、明らかに作品の中で浮いてたと思う。
声優を毛嫌いしたことの代償が、コレ。
コレがホントに、パヤオが望んでいた形なんだろうか?
作品自体は面白かっただけに、声優にプロの声優さんを起用していたなら、
より良い作品になったであろうことを考えると、
この配役は残念としか言いようがありません…。
次にアニメを作ることがあるなら、この事態を真摯に受け止めて欲しいですね。