私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

「すずめの戸締まり」を見てみた

金ローで「すずめの戸締まり」をやってたので、見てみたー。

感想の前に。
私は、良いも悪いも、見もしないで批評するのは嫌いです。
そして、基本的に世間が盛り上がっていると、逆に盛り下がっちゃう
天邪鬼タイプです。(w
なので、見る前に既に大ブームというほどの盛り上がりを見せていた本作は、
正直あんまり…って感じでした。

逆に言えば、ある意味、ハードルが下がっていたということもあるかもしれませんが、
面白かったです。
当然ながらに絵は超絶キレイだし、震災をテーマにしている点も、
見た人に震災のことを思い出すきっかけを与えるという意味で、好感が持てました。
とまぁ、本当に良い作品だなとは思っただけに、
やっぱり最後に、キャストのことには触れておきましょうかね…。

この手の作品を見たときは、毎回思いますが、今回のキャストさんも、
見ていて大きな違和感もなく、キャラに合った演技はしていたと思う。
そこは、素直にそう思います。
…でも、毎回思うけど、このキャストでなければ、という必然性は感じないんですよね。
もっと言うと、このキャラの良さをもっと引き出せる人が他にいたのでは?
という気持ちが拭えないというか…。
長年、声優さんを追っかけていて、声優さんのスゴさというものを知っているからこそ、
そう思えてしまうのかもしれませんが、
そういうところで、個人的には、何とも言えない残念さが残ったかなぁ。


特に最近、SHIROBAKOという作品を見て、更に強く思うんですよね。
気になる方はぜひ見て欲しいんですが、特に私が共感した
劇中に出てくる音響監督、稲浪良和さんの言葉を最後に置いておきます。

政治的なキャスティングは必ずバレます。
そしてそれは断言できますが、作品にプラスになることはない。
絶対にです。