私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

天気の子を見た。

正月にテレビでやっていた「天気の子」、録画はしてたものの、なかなか時間が取れずに、
ずっと放置してたんですが、ようやく時間を作って見ましたー。


前にもちらっと言いましたが、基本的には私は天邪鬼なので、
この手の話題作を見るときは、むしろマイナスイメージから入ります。
当然、この作品も、どうせ一般ウケ狙いの、良くも悪くも当たり障りのない作品なんでしょー?
みたいなマイナスイメージを持って、見てみたわけですが…、
そこはさすが話題作というところで、結論から言うと、普通に面白かったです。
個人的には、前作の「君の名は。」よりは、こっちの方が好み。
でも…、なんだろうなぁ。
面白くはあったんだけど、じゃあ、周りの人たちに絶対オススメ!って言って回りたいほどの作品か?
と言われると、うーんって感じですかね。
見て損はないとは思うけど、個人で楽しむレベルを超えない、というか何というか…。


たぶん、そう思わせる理由の1つが、何度も言ってるけど、結局声優なんですよね。
先に言っておきますが、この作品のキャストさんは、特別演技が下手というわけでもなければ、
声質がキャラに合っていないわけでもないとは思う。
…ただ、じゃあ、この人選が果たしてベストだったの?と言われると、うーんって感じはします。
結局、作品を作っても、多くの人に見てもらえなければ、何の意味もないわけで、
そういう意味では、当然話題性も重要ということは理解できます。
でも、その話題性を重視するが故に、もし作品の質を落とすことがあったとしたら、それは本末転倒。
ストーリーや設定は好みだっただけに、この点を感じてしまったのは、非常に残念でした。


SHIROBAKO水島努監督が、前にツイッターでこんなことをつぶやいてました。

政治的なキャスティングが全て悪いわけではないです。
キャラを無視した政治的キャスティングがダメなのです。

たぶん、作ってる方はそんなつもりは毛頭なく、本気のキャスティングだったのだとは思いますが、
見ている人に、そう思わせてほしくはないな、とは思いました。


ちなみに、この感想は当然、私個人の主観であり、作品自体を否定するものではありません。
もし、この感想で、ファンの方を傷つけてしまったのなら、そこは本当にごめんなさい。
あくまでも、1視聴者の他愛のない戯言、くらいで捉えていただければ幸いです…。