私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

TV研を後世に語り継ごう-プロフィール-

またも前回の記事から、だいぶ期間が空いてしまいましたが、思い立ったが吉日。
今日も、伝説のオタクサークル「TV文化研究会」について、深く掘り下げていきましょう。

今回は、「プロフィール」について書いてみようかと。
以前紹介した年間スケジュールにもチラっとは記載していましたが、
簡単に言うと、年に2回発行するサークル会員名簿です。
各自A4縦の1ページが与えられ、基本的には何を書くのも自由なんですが、
何人も守らなければいけない鉄の掟、最低限の3つの義務が課せられていました。
その3つの義務について、詳しく見ていきましょう。

義務その1:個人情報

まず1つ目は、名簿と言うからには、とにかく個人情報を記載します。(w
名前や学部学科だけでなく、フルネームに誕生日、現住所や電話番号。
果ては、実家の住所や電話番号に至るまで、今ではおよそ考えられませんが、
男女問わず、ありとあらゆる個人情報を惜しげもなく記載していました。(w
しかし、そこはオタク系サークル、ただの無機質な名簿で終わるはずもなく、
真の内容は、好きなマンガ・アニメ・ゲーム、好きなキャラに好きな声優さん…などなど。
とにかく自分の「好き」で埋め尽くされ、二次元趣向を晒す場となっていました。(w

義務その2:手描きイラスト

次に、オタク系サークルならではの縛りがありまして、
それが、必ず自分の手描きのイラストを載せなければいけないというモノ。
別に、アニメやマンガが好きだからって、みんながみんな絵が上手いワケもなく…、
今考えると、何このパワハラ的な縛り!?って感じですね。
例にもれず、私も高校生までは絵なんてまともに描いたこともない、ただのアニオタだったので、
当時は、下手ながらも、血反吐はきながら絵を描いたもんです…。
正直、最初は嫌々描いてましたが、プロフィール作成のおかげで、今や絶滅の危機にある
スクリーントーンも初めて使いましたし、当時ですら既に古の手法になりつつあった
ラップスキャンを使って、パソコンで絵を描いたりしたことも。
このプロフィール作成がなければ、当然こんな経験をすることなく人生を終えていただろう
ことを考えれば、いい経験をさせてもらったなーと、今は思っています。
ちなみに、表紙の絵は、数人は必ずいる絵が超絶上手いサークル員に頼んで描いてもらいます。
自慢じゃないですが、私は一度も表紙は描いたことはない!(でしょうねw

義務その3:下宿先の地図

更にもう1つ、このプロフィールには謎のルールがありまして、
それが、自分の下宿先の地図を載せるというモノ。
最終的には、個々人から吸い上げた地図を合体させ、全員の生息地マップを作って、
プロフィールの付録として収録してくれるという気合の入れよう。
まさに古き良きNOプライバシー時代。
これでもう、先輩がいきなり訪ねてきても何の不思議もありません。(割と実話w

編集・製本

ちなみに、このプロフィール、基本的には編集や製本作業もサークル会員でやります。
人気がなくなった深夜のコンビニのコピー機を貸し切って、ひたすらコピーした後、
深夜の謎テンションのまま、いわゆるコピー本の要領でホッチキス製本していきます。
もちろん、同人誌など作ったこともない我々ですが、この経験がのちの同人誌制作に
大いに役に立った人もいたとかいないとか。(w
なお、「基本的に」と書いたのは、何を血迷ったかわざわざ印刷所に発注して
オフセット印刷してもらったような年もあったので。
今思うと、何でわざわざ発注したのかは思い出せませんが、これもまた、
のちの同人誌制作に大いに役に立った人もいたとかいないとか。(w

そして黒歴史

そんなこんなして、作ったプロフィールを、その昔公開していたりするので、
興味ある人はコチラをご覧ください。
…ただし、気分を害しても当方は一切の責任を負いませんので、自己責任でお願いします。(w