私たち、来世もオタクがいいね。

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オタクは死んでも治らないということを日々綴っていく日記です。

Episode7 - Requiem of the golden witch

パソコンのクラッシュに加え、師走の忙しさもあって、
ずっと塩漬けになっていた「うみねこのなく頃に散」ですが、
何とか2011年中にEP7を終えられました。


ゲームの日々はもはや終了し、残るは懐かしき思い出のみ。
ここに無粋なる真実が明かされ、ゲームは死を、迎えるのです…。

まさにこの言葉の通り、次々と明かされる真実。
その真実に一切の慈悲はなく、ただただ残酷に暴かれていきます。
受け入れる準備も不十分なまま、ノンストップで明かされる真実の数々に、
ワクワクを通り越えて、思考回路はショート寸前。(w
しかし、その真実は私の想像を遥かに超え、驚愕と感嘆の連続でした。
まだ最後のEPの残しているこの時点で、この作品を長い間塩漬けていた後悔と、
竜騎士07作品の奥深さに改めて感服するのでした。
さて、残す謎は1点のみ。
その謎がどんな真実を紡ごうとも、私は観劇の魔女として、
全てを見守り、全てを受け入れる覚悟です…!


ところで、このEPで語られている推理小説の3大要素。
フーダニット、誰が犯人なのか。
ハウダニット、どのように犯罪を成し遂げたのか。
ホワイダニット、なぜ犯行に至ったのか。

作中では、「ホワイダニットを蔑ろにしてはいけない」と警鐘をならしています。
確かに、ミステリー作品の中での探偵は、犯人やトリックを暴くことに徹し、
動機は解答編において犯人に告白させるというパターンが多い気がします。
しかし、動機がなければ、事件は起きない。
探偵は、もっと動機に推理を巡らせるべきかもしれませんね。